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契約地域(鉱区) | 作業状況 | 最大製造能力 | 事業会社(設立) | 出資 |
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直江津LNG基地 | 操業中 | 750万Nm3/日(2024年4月1日以降は、既存気化器の能力見直しにより825万m3/日) | INPEX JAPAN (2024年10月01日) |
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当社の天然ガスパイプラインネットワークの要衝に位置する新潟県上越市の直江津港において、2013年12月に直江津LNG基地(18万klLNGタンク×2基)の操業を開始しました。同基地では海外から受け入れたLNGを気化し、南長岡ガス田で生産した国産天然ガスと合わせて熱量調整したのちに、需要家の元へ送り出しています。最大製造能力は750万Nm3/日(2024年04月01日以降は、既存気化器の能力見直しにより825万m3/日)であり、2018年10月より、イクシスLNGプロジェクトからLNGの受け入れを開始しました。2023年12月に操業10周年を迎え、引き続き安定操業を目指してまいります。
直江津LNG基地の概要
- 建設地
- 新潟県上越市八千浦(やちほ)12
- 敷地面積
- 約25ha
- 主要設備
- バース、LNGタンク(地上式18万klタンク×2基、将来1基増設可能)、気化設備、熱量調整設備ほか
- 工事開始
- 平成21年(2009年)
- 操業開始
- 平成25年(2013年)
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LNG船より受け入れたLNGを気化・熱量調整し、
製品ガスとしてパイプラインネットワークヘと送り出します。
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Aアンローディングアーム
LNG船・低温LPG船からLNG、低温LPGを荷揚げしてタンクヘと送り込む荷役設備です。LNGのアンローディングアームには油圧駆動のクイックカプラが付いており船側フランジとの接続・切り離し作業を安全かつ確実に行うことが可能です。
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BLNGタンク
- 地上式PCタンク18万kL×2
- 荷揚げされたLNGは、高さ約54m、直径約83mのLNGタンク2基に貯蔵されます。その容量は合計36万kL。1つのタンクでボーイング787が3機格納できる大きさです。
Cオープンラック式気化器(ORV)
-162℃の液体であるLNGを、海水の熱を利用し温め気化させて、天然ガスに戻します。
Dサブマージド式気化器(SMV)
主に緊急時に使用される気化器です。天然ガスをバーナーで燃やし、高温の燃焼ガスを熱源として水槽を温め、水槽内に沈められた伝熱管でLNGを気化させます。
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E熱量調整設備
気体に戻った天然ガスは、熱量調整設備にてLPG(液化石油ガス)を加え熱量調整を行い、製品ガスとしてパイプラインネットワークヘ送られます。
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FLPGタンク
熱量調整のため使用されるLPGを貯蔵するタンクです。常温LPGタンクと低温LPGタンクの2種類あります。
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常温LPGタンク
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低温LPGタンク