かん水には、高濃度のヨウ素が含まれていて、精製されたヨウ素は、主に化学・医薬関連製品の原料として利用されています。当社では、千葉県に眠っている世界最大規模の豊富なかん水資源を背景として、国際的な商品であるヨウ素を、「INPEX IODINE」ブランドのもとに欧米、アジアの企業向けに輸出しています。日本のヨウ素は、当社を含めて7社で生産しており、そのほとんどを水溶性天然ガスの採取量の多い千葉県(国内生産量の80%)で生産しています。当社では、千葉県で生産したかん水を外部に委託し、追い出し法という方法を用いてヨウ素を製造しています。ヨウ素は今後、次世代太陽電池として注目を集めているペロブスカイト太陽電池の原料など、用途の拡大、多様化が期待されます。

かん水の集水設備

ヨウ素商品名

商品名
INPEX IODINE
荷姿
プリル(球状)
形状
ファイバードラム 22L(50kg詰め)
品位
  • ヨウ素純分99.7%以上
  • 不揮発物0.02%以下
  • 塩素及び臭素0.003%以下
  • 硫酸塩0.005%以下

プロジェクト

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