オーストラリア・西豪州沖合AC/RL7鉱区の一部権益譲渡について

お知らせ

株式会社INPEX
広報・IRユニット
(電話 03-5572-0750)

 株式会社INPEX(以下、当社)は、当社の100パーセント子会社であるINPEX Cash Maple Pty Ltdを通じて74パーセントの権益を保有し、オペレーターとして事業を実施している豪州AC/RL7鉱区(以下、本鉱区)について、本鉱区の2.625パーセントをOPIC Australia Pty Ltd(CPC子会社) に、1.20パーセントをOsaka Gas Ichthys Pty Ltd(大阪ガス株式会社子会社)に、0.42パーセントをToho Gas Ichthys Development Pty Ltd(東邦ガス株式会社子会社)に譲渡すべくSales Purchase Agreement を締結いたしましたので、お知らせいたします。締結後、当局による権益譲渡承認等の先行条件を充足した後、譲渡が完了する予定です。20241206_AC・RL7鉱区図.png

 本鉱区は、オーストラリア・西豪州の北方沖合に位置し、鉱区面積は約418平方キロメートル、水深は約120メートル~240メートルの海域にあります。また、本鉱区は当社が操業主体(オペレーター)としてプロジェクトパートナーと共に安全かつ安定的に操業をつとめるイクシスLNGプロジェクト(以下、同プロジェクト)に天然ガスを供給するイクシスガス・コンデンセート田の北東約250キロメートルの場所にあり、本鉱区では既に天然ガス・コンデンセート田が発見されていることから、今後同プロジェクトの安定供給および強靭化に資することが期待されます。

 なお、本件による当期の当社連結業績への影響は軽微です。

【権益譲渡によるAC/RL7鉱区の権益比率】

 権益譲渡前 

 INPEX Cash Maple Pty Ltd         

 74.000%

 Total Energies Exploration Australia Pty Ltd

 26.000%    

 権益譲渡後 

 INPEX Cash Maple Pty Ltd

 69.755% 

 Total Energies Exploration Australia Pty Ltd

 26.000% 

 OPIC Australia Pty Ltd

 2.625% 

 Osaka Gas Ichthys Pty Ltd

 1.200% 

 Toho Gas Ichthys Development Pty Ltd

 0.420% 

以上